数の魔力~太陽と月と星~

神やんが現れない朝は
ルドルフ・タシュナー
「数の魔力」を読みます。

難しいので、ちょっとだけ
読めそうなところを
つまみ読みするだけです。

タシュナーは

(以下、引用)

「時間の概念を頭の中で組み立て得るためには、変化と持続という両者を互いに関係づける必要がある。この関係を作り出すのはリズムであり、それは古代の思想家たちによって構想された永遠回帰のイメージに具現化されている。したがって、リズムとは何を意味しているのかをはっきりさせることによって、はじめて時間について何にか意味あることを語れるようになる。人類はその当初から、太陽、月、星の循環の中に、そうしたリズムを感知できると信じてきた。」

(引用、以上)

…と書いています。

私たちの時間感覚は
太陽と月と星のリズム
という現象によって
決定されているのです。

タシュナーは時間について
たいへん慎重に、繊細に
書いているところが好きです。

時間の概念
時間の感覚

しかも、さりげなく
「永遠回帰」とあります。

浅知恵ではありますが
ニーチェの永劫回帰
…ですよね、多分。

時間は回帰し続ける
ってやつですね。

始まりは終わりで
終わりは始まり

時間は、やっぱり
循環している!
と私は思うのです、

天体現象(変化)と
その永続性(持続)を
つなぐリズム。

そのリズムは
何を意味するのか?

分かったような
分からないような
小難しい話のようですが

分からないなりに
ハートにジーンと
沁みてくるのです。

太陽も月も星も
みんな星だと
神やんも言っていました。

私たちも、星です。

太陽と月と星の間にある
リズムという不思議なものが
私(星)たちの時間感覚を
決定しているそうなので

太陽と月と星を眺め
太陽と月と星が奏でるリズムを
共に感じることが

時間という生き物と共に
いきいきと生きること

…なのかな、と思いました。

このあとタシュナーさんは
理論に戻っていくため
読み進めることを断念した
飽きっぽい私でした。