白い光と、逃避睡眠の話

ふと見上げると
頭部のない巨大な彫像が
斜めに立っていました。

よくよく見ると
頭は白く光る太陽でした。

は〜。

本日も神やんから
難題をいただきまして…。

このところ白い太陽が
繰り返し現れるような…。

はっ!と思い出したのは
幼い頃に繰り返し見た
あの、夢のことです。

恐ろしくもあり
ワクワクした、あの夢。

真っ暗闇の中に浮かぶ
一人っきりの私と
たくさんの星たち。

たくさん、というのは
本当にたくさんで
とにかく星だらけ。

その星たちが高速で
放射状に走り出し

どんどん遠くへ
さらに遠くへ進む。

星の速さに合わせて
私はどんどん小さくなる。

どんどん、どんどん
小さくなっていくのです。

最後は私も星も
ひとつの白い光になって
弾けて、おしまい。

父と母のゴタゴタが
ピークに達すると

睡魔さんが助けにきてくれて
眠ってしまう時期がありました。

あの夢に初めて出合ったのは
その頃だったと思います。

怖かったけど気持ち良くて
あの夢を、また見たいな
と思った記憶があります。

その後、何度も同じ夢を
見ながら大人になり

英国の魔術学校で学んだという
友人の友人に会ったとき
この話をしたところ…

「その光は、あなたの癒しです。

その光は、あなたを成長させます。

その光は、あなたの内面を照らします。

その光は、あなたの人生のガイドになります。

その光は、あなたの直感です。」

みたいなことを、言われ
なんだかなぁ、怪しいなぁ
と思いながら調子を合わせ
うんうん頷いておきました。

今より、うんと若かったし
たくさんの怒りを抱えていたし

光とか、癒しとか、ガイドとか
ほとんど興味がなかったし

というより、興味があるのは
カッコ悪いと思っていたし(笑)

以上、白い光に関する
懐かしい思い出でした。