虚しさ(心の凪)をチャンスにしよう

久しぶりに神やんと
海岸にいました。

超凪ぎフラットなのに
(※風ゼロ・波ゼロ状態)
なんでボードもって
こんなところにいるわけ?

と呆れる私を尻目に
神やんは海に向かって
とことこ歩いてゆく

…そして目覚めました。

さて。

凪の話をします。

私は大昔に、ちょっとだけ
サーフィンに挑戦しました。

葉山で生まれ育った友人に
教えてもらったのです。

あまりに下手っぴだったので
友人は私をボードにのせ
波を走ってくれました。

ときどき犬さんをのせて
波を走るサーファーを
見かけることがあります。

私は、あの犬だったわけで(笑)

友人から聞いた波の話を
思い出したのです。

「月の引力で波が立つっていうけど
引力は見えないし感じないからね。

引力は、多分あるんだろうけど。

でも風は感じるよね。

風が海の顔(ツラ・表面)を
撫でるから波が立つんだと思う。

風が止まると波も止まるよね。

海から吹くのが海風で
陸から海に向かうのが陸風。

海風から陸風に変わるときと
陸風から海風に変わるとき
いったん風が止まるんだよね。

その待ち時間が凪(なぎ)…」

…というような話でした。

待ち時間、という言葉を友人は
たしかに使っていました。

風が止まるのは、次の変化を
待つためにある時間なのでした。

空虚な感じ。

先行きの見えない不安感。

なぜか動けない今。

絶望感。

こういうの全部ひっくるめて
凪(なぎ)なのかもしれません。

凪がないと、風向きは
変わらないのです。

凪の時間、大切なのです。

次の風を待った後は
次の風に乗るだけです。

陸表面と海水の温度差や
日照時間や海岸の形状

そして月の引力なども
凪時間の長さに関係します。

したがって待ち時間の長さも
様々な要因によって変化する。

この状態がいつまで続くのか〜!?

という問いには答えられませんが
まぁ、いつかは、きっと
風向きは変わるでしょう。

気楽に待っておきましょう。