商業出版に挑戦したい!という方にも
kindleで出版してみよう!という方にも
これからの道のりに、ガイドマップが必要です。
このガイドマップが、企画書です。
出版社や編集者に売り込むためには、もちろん企画書が必要ですが
自力でkindle出版するときにも、やっぱり企画書を作ることおススメします。
難しく考えることは、ありません。
今、この時点でのイメージを書いてみるだけです。
途中で迷うことがあったら、企画書に戻ります。
ちょっと違うな、と思ったら、企画書を書き直してから進めば大丈夫。
何度も書き直しながら、企画書と仲良くなると、出版までの道のりを楽しく歩けます。
「出版って、やっぱりハードルが高いなぁ」と感じる方も、ぜひお試しで企画書を作ってみてください。
だんだん、その気になってきますよ!
では、あい出版がおススメする、企画書についてお伝えしますね。
1:タイトル
タイトルは、インパクトが大事です。
言語情報というよりも、文字全体を画像として見た瞬間に「ハッ!」とするような視覚情報をイメージしてください。
タイトルを見てもらう時間は、0.1秒!
でも、奇抜さを狙ったタイトルとか、SEO対策を意識し過ぎて中身がないタイトルは、やっぱりダメです。
そんなタイトルは誰の心にも響かないし、自分も楽しくないはずです。
この本に対する素直な気持ちを突き詰めていくと、なぜか「ハッ!」とするような素敵なタイトルが現れるのです。
2:サブタイトル
0.1秒のタイトルで、読者さんが「ハッ!」と立ち止まってくれました。
さぁ、ここでもう一押し。
読者さんが立ち去ってしまわないように、心を「ガシッ!」とつかみたい。
この本を読むと、こんな素敵なことが起きますよ!
…と2秒で伝えてみましょうか。
3:帯文字(キャッチコピー)
タイトルで「ハッ!」
サブタイトルで「ガシッ!」
読者さんは、こちらを向いてくれました。
さて、次に伝えたいことは何ですか?
時間は、20秒あります。
4:テーマ
企業理念・起業までの苦難・家族への感謝・過去の思い出・夢・生きる意味
どんなテーマも本になります。
ただし!
テーマはひとつにするのが鉄則です。
初めての出版は、つい欲張りになりがちです。
あのことも、このことも書きたくなるものですが、一番をひとつ、決めましょう。
ふたつめのテーマは、次回の出版にとっておきます。
5:著者名
自分の名前が世間に出るのは、怖いような気がする。
というご相談を何度も受けてきました。
もちろんペンネームやビジネスネームで出版することもできます。
ここで確認しておきたいのは、本当にペンネームを使う必要があるか?ということです。
本名を使うことによって、誰かを傷つける可能性がある場合や、所在を知られたくない相手がいるという場合もあります。
既にペンネームが認知を得ている場合もあるでしょう。
この場合は、ペンネームを使った方が良さそうですね。
もし、何となく怖い、という理由だったら、もう一度だけ考えてみてください。
あなたは唯一無二の存在です。
そして、あなたと、あなたに与えられた名前の組み合わせは、とても大切なものです。
※あい出版では、本名とペンネームについて、言霊・音霊からのメッセージもお伝えしています。
6:著者プロフィール
あなたは本を選ぶとき、著者プロフィールを読みますか?
必ずチェックする、という人もいれば、まったく読まない人もいます。
あなたは(おそらく)無名の新人ですから、なかなか読んでもらえないかもしれません。
まずは、一行目を読んでもらえたらラッキー、と思ってください。
つまり!
一行目に一球入魂するのです。
二行目以降を、読んでもらえるような、一行目を探しましょう。
奇抜過ぎるのは、ダメですよ。
プロフィールを書く前に、プロフィール用の写真を撮影してみるのも、気分がアガっておススメです。
7:企画の意図
この本を読んでくれた読者さんに、どうなってほしいですか?
どんな感想をもってほしいですか?
あなたは、なぜ、この本を作るのですか?
…という質問の答えが、企画の意図です。
8:読者ターゲット
この本を、まず最初に、誰に読んでもらいたいですか?
具体的に一人の人を思い浮かべてみてください。
その人は、どんな人ですか?
こんな人にも読んでもらいたい、というイメージはありますか?
…これが読者ターゲットです。
9:トレンドと個性
あい出版では、世の中のトレンドより、著者自身のトレンドを大切にしています。
けれどビジネス目線では、やはり世間のトレンドを無視するわけにはいかないですよね。
あなたが取りあげるテーマで、売れている本があれば、参考にさせてもらいましょう。
まずは共通点を確認します。
それから、その売れている本と、あなたの本は、どこが、どう違うのか?
…これが言語化できると、なかなか良い企画になりそうです。
10:完成予定
出版日を決めましょう!
え?いきなり?
と思いますよね。
でも、出版する!と決めたなら、いつ完成させるか、自分と約束しなくちゃね。
夏休み最終日に、宿題をやっつけていた、あなた。
追い込まれると、やる気になる、あなた。
さぁ、自分で自分を追い込むために、出版日を決めてしまいましょう!
お誕生日や記念日を設定すると、気合いが入りますよ。
11:表紙イメージ
あなたの本が、某有名書店の店頭に並んでいるのを想像してみてください。
その表紙は、何色ですか?
どんな写真が見えますか?
イラストですか?
ビジネスっぽく文字だけの表紙ですか?
紙質はツヤツヤですか?それともマットな感じ?
事由に楽しく、イメージを膨らませてください。
表紙イメージをスマホの待ち受けにして、挫けそうになると、未来の表紙を見てがんばった、という著者さんは、けっこういらっしゃるんですよ。
いくつかデザインして、壁に貼っておくのもおススメです。
企画書作りのお手伝いもしています。
お気軽にお問い合わせください。
\心よりお待ちしております/
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