数秘術から量子論まで~ルドルフ・タシュナー再び~

神やん、こなかったなぁ
と目覚めた今朝のこと。

以前ご紹介したタシュナー
「数の魔力」が、本棚から
ちょっと飛び出しています。

あ、そうそう。

途中まで読んで挫け
ほったらかしていた。

とりあえず開いたページに
書かれていたことを
お伝えしたくなりました。

(以下、引用)

時間ほど神秘的に感じられるものは他にない。

(中略)

未来はつかむことができず、現在は止めることができず、過去は呼び戻すことができない。われわれが死すべき存在であること、未来のことに責任を負っていること。不確かな明日のことに不安を感じること、絶好の機会をのがすかもしれないこと、二度と戻らぬ幸福の記憶が遠いこだまのように消え去っていくこと、これらすべてが、時のもつ不気味な力をわれわれに強く印象づける。

(引用、以上)

数学と物理の権威である
ルドルフ・タシュナーは

ときどき文学青年のように
はかない言葉を綴るようです。

ほとんど理解できない
数学の解説の合間に

ほんのちょっぴりだけ
このような文章が現れます。

...というか、そこしか
読めないんです、私(笑)

時間については、そもそも
「存在しない」という
捉え方もできますし

時空は超えられる、とか
時間と空間は同じものだ、とか
時間と空間はねじれている、とか

あと、意識したときだけ出現する
と捉えることもできます。

時間と空間は「感覚」
だと大雑把に捉えている私は

存在するか否かの議論には
あまり関心がないですし

ねじれたり、波打ったり
消えたり現れたり

...そりゃ、するでしょ
と思っているのです。

あと、タシュナーさんと
お話する機会があったら

「未来はつかむことができず」
でも、今とつながっているから
つかんでいる、ことになりませんか?

「現在は止めることができず」
でも、止まったように感じるときは
止まっているのではありませんか?

「過去は呼び戻すことができない」
けど、今の感覚によって
上書き修正は、できますよね?

などと、お尋ねしたいところです。