終わる、ということの、ありがたさ

専業主婦のウツ引きこもり
というヤツを体験した私は

苦しくてたまらないことは
するもんじゃないね

という学びを得ました(笑)

その時代を抜け出す
きっかけとなったのが
読み聞かせ、です。

大型絵本をもって
児童図書館やら
子育て支援センター
などを巡業するわけです。

雨の日は90リットル入りの
ポリ袋に絵本を入れて
出かけてゆきました。

「はいっ!お~し~まいっ!」
というのが本を閉じるときの
私の決め台詞で

おなじみさん(こども)が
え〜?おわっちゃうの?
という表情を見せてくれると

なんだか嬉しかったなぁ。

で、今朝の夢ですが
「おしまい」と聴こえました。

おしまい、ねぇ…。

たしかに、この、今の肉体は
死ぬときに、おしまいになります。

ある人との関係とか
ある人への愛情とか
あるできごとなども

ちゃんと、いつか
おしまいになります。

おしまいに、ならない
魂とか普遍的な愛とか
カルマとか輪廻とか
そういうものもありますが

この肉体を使って
できること
感じられることは

ちゃんと、いつか
おしまいに、なってくれます。

この今の人生は
この一年は
この一か月は
この一週間は
この一日は
この朝は
この一瞬は

やっぱり、おしまいに
なるのですから

この幸せなときを
味わっておきましょう。

そして

この、どうしようもなく
苦しいときも、きっと
おしまいになる。

だから大丈夫。