この出版サポートに、終わりはあるのか?
超お気楽な私も、何度か心が折れそうになりました。
著者の意向と、編集(私)がぶつかることも多々あり、一時期ひとり言が増えた。
言われたことだけ、素直にやってりゃいいんだけど。
それでは私が、私である意味がない。
組織でうまく働けない私が、一人だからできること。
できることを、できるところまでやらなきゃ、生きている意味がない。
…って大げさですが、そんな気合いで、ここまで来ました。
引用問題…その後
この原稿には、まだまだ多くの引用が潜んでいました。
島田正路、小笠原孝次の著書に学び、言霊原理と心と氣と身体のつながりを研究し続け、著者がたどり着いた実践方法!
これを、一人でも多くの人に伝えたいという熱意に燃えた原稿です。
言霊を使って痛みを和らげるオリジナル施術・言霊を使った合氣道の技など、惜しみなく開示されているのですが、ベースは島田正道・小笠原孝次の著書からの引用です。
著者の理解によるオリジナルの文章であれば、まったく問題ないのですが。
学びの過程で書き写した引用文と、その解釈が並走しているため、引用元の確認は難航。終盤で1万文字以上、削ることになりました…。
マーカー問題…その後
熱い想いは、黄色マーカーに込められていました。
当初の原稿は、あっちもこっちもマーカーだらけ。
「あ、ここも大事!」「ここも、ここも、ここも、あと、ここも大事!」という感じで、マーカーの嵐でした。
「マーカーは読者が引くものでは?」という私の提案を、「たしかに、そうですね」と了解した著者ですが。
校正中に、また新たな熱い想いが湧き上がり、原稿はどんどん追加され、修正されました。
その度に、またマーカーの嵐がやってきます。
熱意どん追加され、修正されました。
その度に、またマーカーの嵐がやってきます。
熱意とマーカーの関係は、まだまだ続くのでした。
熱意ありすぎる問題…その後
オリジナル原稿には、同じ図が11個も入っていました。
どうしても、これだけは忘れないでほしい!というポイントも、20回以上繰り返される。
私自身も、自著でポイントを繰り返すことはありますが、それにしても多すぎじゃない?と思い、減らす方向で校正してきたのですが。
いや、ちょっと待てよと。
これは著者の著書なのだから、著者の意向を大切にしなくては。
読者は読みたいときに、読みたい部分を読むのだから、繰り返しに気づかないかもしれない。
…と思いなおし、繰り返し「あり」。
表紙デザイン問題…その後
二転三転…七転八転…そして、ようやく決まりそうです。
キーワードは、「渦」「宇宙」「言霊の霊駆り(ひかり)」。
著者好みの表紙ができると、合氣道の生徒さんから不要で、ボツ…とか。
元のデザインに戻して決まりそうになると、「xx分xx秒の画像が良いので、これでデザインできますか?」と、YouTubeリンクが送られてきたり…とか。
で、初回に提案した表紙に決まりそうなのですが。
どうかなぁ?本当に決まるかなぁ?
出版日決定
2025年3月26日(著者の誕生日)に出版が決定しました。
…とはいえ、まだまだ校正中です。
その他、作業も色々あります。
著者のパソコン容量がパンパンで、かなり動きが遅いという問題もあり。
出版日直前は、何かと刺激的なのです。