言霊の力~KOTODAMA POWER~

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【この原稿どうする?ー6】やっとこ・さっとこ

ここまで、どうにか、やっとこさっとこ、たどり着きました!

言霊原理と、古事記と、ヒフミ神事と、日造神示と、合氣道と…。

その他いろいろ、あっちもこっちも、分からないなりに分かろうとして、分かったなりの原稿を整えました。

今、校正用の原稿が印刷されるのを、待っているところです。

引用問題

著者さんは、先達の著書を「神」と崇めていて、とにかく引用の多い原稿だったのです。

「神」である先達の著書を初めて読んだときの、驚きと感動と興奮は、何度繰り返し読んでも、変わらないのだそうです。

この驚きと感動と興奮を、一人でも多くの人に伝えたい!

…という情熱によって、原稿には、やや多すぎる引用が入っていました。

わかる、わかります、お気持ちは、わかります。

あの文章も、この文章も、みんなに読んでほしいんですよね。

でも、これは他者の書籍のレビューではなく、「著者さんの著書」ですからね。

著者さんの言葉で書いていただかないとね。

というわけで、12万文字の中に潜む、「引用もぐら」を叩き続けました。

著者さんオリジナル文章の中に、あっちからの引用や、こっちからの引用が、そーっと潜んでいますから、注意が必要です。

「あ、出た!」

「もしや、こいつもか!」

「ん?これも怪しい!」

全ての「引用もぐら」を、叩きだせたかどうか、まだわかりません。

 

マーカー問題

そして、マーカーがいっぱいでした。

1ページの文章の、1/3に黄色マーカーが引かれていたりするのです。

これは「マーカーは読者が引くものだ!」という私の独断と偏見により、すべて消すことを提案し、著者さんに了解をいただきました。

オリジナル画像は、講義ノートみたいで、ちょっと新鮮でしたけどね。

 

色の問題

あとね、「色」で説明しているところがある。

たとえば、「図の中にある赤い点線は....」とか、「表の中の黄色い部分は....」みたいな表現です。

ペーパーバックの原稿は、これでもOKなのですが。

Kindle出版の場合、読者がkindle専用端末で読むことになります。

kindle専用端末は、モノクロなので、「色」の説明をどうにかしなくてはなりません。

これは想定外の難問で、ちょっと悩みました。

塗りつぶしのパターンを変えたり、図を作り直したり…。

 

繰り返し問題

オリジナル原稿には、同じ図が11個も入っていました。

「天津菅麻音図(あまつすがそおんず)」という、言霊業界では超有名な五十音表です。

とてもとても、とても大切な図なのです。

この図に対する著者さんの思いは、とてもとても、とっても熱いのです。

でも、このままだと、未来の読者には暑苦しいのではないかしら?

どれを残すか削るか、これも悩みました。

 

もうひとつは「構えが大事」という表現です。

合氣道において、また氣の施術において、下肚を意識した最初の構えが非常に大切。

なので、オリジナル原稿には「構えが大事」という言葉が、なんと41回ありました。

これは…今のところ、そのままにしてあります。

このままいくか、新たな提案をすべきか、悩み中。

 

取材問題

原稿だけでは伝わらない著者さんの魅力を、巻頭に盛り込みたい。

言霊原理講座の様子、受講者の写真や感想、氣の施術風景、合氣道の稽古の様子。

著者さんの、素のおしゃべり。

などなどを取材することになっているのですが、とにかく原稿をまとめるのに、やっとこさっとこで、日程も決まらぬまま。

校正用の原稿は、取材ページを白紙のまま印刷することになりました。

 

表紙デザイン問題

まぁ、色々ありまして、まだまだ決まっていません。

天御中主神(あめのみなかぬし)を渦で表すこと。

渦の中心から、言霊の霊駆り(ひかり)が放射していること。

迫力があり美しいものであること。

もう、これは私の手にあまります。

デザイナーさんにお願いして、ご希望に合う画像をつくってもらいましょう!

…とご提案しましたが、費用の関係で却下。

引き続き、無料画像や、廉価で使える画像を探しております。

 

校正用の原稿が届き、著者さんにお送りして、それからまた、きっと色々あることでしょう。

束の間の、やすらぎ。

 

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