「嫌いな人を好きになる方法」の続きです。
「嫌いな人」と「嫌いなところ」を、分けてみましょう。
「嫌いな人」は「嫌いなところ」だけで、出来上がっているわけでなく。
あなたの何かが、あの人の「嫌いなところ」と反応し合っているだけです。
静電気みたいなものですね。
こちらに何かがあるから、あちらのあのことに、反応しているわけです。
一体、何に反応しているのでしょうか?
- 「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない人
- 嫌いポイントについての復習
- ネガティブ表現ををポジティブ化する練習
- 「ずるい」「どうせ私なんか」
- 「うざったい」「うらやましい」
- 「信じられない」「噓つき」
「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない人
本当は、あの人も「ありがとう」「ごめんなさい」と言ってしまった方が楽なのです。
本当は、あの人も「ありがとう」「ごめんなさい」と言いたいのです。
でも、何かに縛られて、言えないだけなのです。
当人も、何に縛られているのか、気づいていないと思います。
きっとあの人は、何かを恐れ、何かに不安を感じています。
自分の中に、本物の「ありがとう」を育てると、言葉にできない相手の「ありがとう」を感じられるようになるかもしれません。
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嫌いポイントについての復習
私たちは誰かを嫌いになると、嫌いな人全体を、嫌いますよね。
残念ながら、嫌いな人にも必ず、素敵なところがあるんですね。
あなたが、その素敵ポイントに気づいていないだけ。
嫌いポイントを勝手に拡大解釈して、相手全体を悪人に仕立て上げているのは、あんたです。
嫌いな人から、嫌いポイントをひとつずつ剥がしてみてください。
そのポイントについて、あなたの好みというものがあって、好みじゃないから反応してしまうわけです。
あの人を嫌いな理由は、あなたの中にある、ということです。
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ネガティブ表現ををポジティブ化する練習
ネガティブな感情を伴う言葉を、ポジティブな感じに言い換える練習。
これを続けることで、自分の不快感を、その場で調整できるようになります。
くり返しながら、自分に癖をつけていくので、ちょっと根気が必要です。
今日の練習問題は、こちら↓↓
1:気分が悪い
2:やる気が出ない
3:なんだかモヤモヤする
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「ずるい」「どうせ私なんか」
人間関係の悩みがあると、なぜか自己肯定感が低下します。現象の捉え方、思考の言葉を少し変えるだけで、状況を改善することができます。
ネガティブな感情をポジティブな言葉に置き換える練習!
たとえば、他人の行動に対して「ずるい」と感じたとき、「相手の新しい発想に驚いた」と捉え直します。または、「そのような方法を教えてくれてありがとう」と感謝の気持ちを持つことも有効です。
「どうせ私なんか」という考えは、行動を止めてしまう原因になります。「どうしたら少しマシになるのか」と考えてみてください。
1:ずるい
2:どうせ私なんか
3:でも
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「うざったい」「うらやましい」
感情そのものを変えるのは難しいですが、表現する言葉を少しポジティブな方向に上書きすると、ネガティブなバイアスが緩んでいきます。
都合が悪くなると怒る人は、悪い人なのか?
もしかしたら、正直で、自分の感情を隠さずに表現できる才能があるのかもしれません。
「うっとうしい」と感じるなら、「すっきりしたい」「さっぱりしたい」状態です。
「うざったい」と感じるなら、「一人になりたい」状態。
「うらやましい」なら、「あこえる。
言い換えを繰り返すと、少しずつ心に余裕が生まれます。
嫌いな人に対しても、寛容になれるかもしれません。
バカバカしいと思いながらでも、根気強く続けてくださいね。
1:うっとうしい
2:うざったい
3:うらやましい
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「信じられない」「噓つき」
1:信じられない
2:恥ずかしい
3:噓つき
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