自分を大好きになれなくても大丈夫。
でも。
ほどほどに自分と仲良くなると、毎日が楽になります。
信頼と依存
誰かを「信頼」すると、その人の言動すべてが、正しいと思ってしまいますね。
その人のように、その人の指示通りに、その人が望むように、行動したくなります。
だって、その人を「信頼」しているから。
信じて、頼りにしているから。
…それ、もしかしたら「依存」かもしれません。
相手に寄りかかって、自分で決断することから、逃げている可能性がある。
相手を信頼するなら、「相手を信頼する」と決めた自分の決断に、責任をもたなくてはダメなのです。
自分を信頼しないと、相手を信頼できません。
自分を信頼しないまま、誰かを信頼したつもりなら、それはきっと依存です。
直感を磨け
「鼻が利く」とは、嗅覚に優れ、においに敏感ということですね。
僅かな兆候から、何かを見つけ出す能力があるのも「鼻が利く」と表現します。
つまり「鼻が利く」とは、「見えないものを、見る力」なのです。
ゆえに!
嗅覚をトレーニングすると、見えないものを見る力が磨かれます。
見えないものを見る力は、直感力であり、霊力であり、自然と共に生きる力。
直感力を磨くために、鼻のトレーニングをしましょう。
1:鼻のお手入れ
鼻を洗います。鼻うがいが苦しい人は、洗顔や歯磨き、シャワーのついでに、鼻の中を優しく洗ってください。鼻毛が鼻から出ている人は、ときどきカットします。
2:飲食物の嗅覚チェック
調理前、食べる前、飲む前には、必ず香りをチェックします。視覚や触覚を使いながら、興味のある対象の匂い・香りを味わうと、嗅覚が鋭くなります。
3:自然界の嗅覚チェック
風の匂い、雨の匂い、お日様の匂い、土の匂い、樹木や花の香り、好きな動物や人の匂い、などなど。あらゆる大自然の匂いを嗅ぐと、見えないものを嗅覚で味わえるようになります。
4:空間全体の嗅覚チェック
匂いを感じない空間にも、嗅覚を刺激するものが存在します。「雰囲気」ですね。街や山、部屋や建物、誰もいない公園、大空。空間全体の雰囲気を、嗅覚で味わってみてください。匂いを嗅ぐ、とイメージしながら鼻で息を吸うだけです。トレーニングを重ねると、嗅覚で場所のエネルギーを感じるようになります。
5:嗅覚レベルの確認
1〜4を繰り返すと、「雨が降りそう」「もうすぐ家族が帰ってくる」など、はっきりと分かるようになります。また、道に迷わなくなったり、苦手な人に遭遇しなくなったりします。極めると、幸運の居場所が分かったりします。
感情コントロールの極意
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば人生が変わる。
アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズが残した、あまりにも有名な言葉です。
これ、誰が翻訳したんでしょうね?日本人のハートに刺さる訳だと思います。
けど、ジェームズさんは、こう言ったらしいです。
Sow a thought,reap an action.
Sow an action,reap a habit.
Sow a habit,reap a character.
Sow a character,reap a destiny.
英語が苦手な私には、DeepLという強い味方がいます。
Lくんによる和訳は、こちら。
↓↓
思考を蒔き、行動を刈り取る。
行動を蒔き、習慣を刈り取る。
習慣を蒔き、性格を刈り取る。
人格を蒔き、運命を刈り取る。
思考(心)→行動→習慣→性格(人格)→運命(人生)ってことですね。
ウィリアム・ジェームズの名言は、さておき。
心とか思考を変えるのって、とっても大変。
「行動→心」の方が楽だと思います。
行動を変えると、自然に感情が変化することが多いです。
行動を変える、といっても、そんな大層なことではなく。
散歩コースの曲がり角を、ひとつ変えるとか。
いつもの紅茶に、蜂蜜を入れるとか。
右肩にかけたバッグを、左にとか。
着替えと歯磨きの順番を入れ替えるとか。
今日だけはSNSを見ないとか。
あと、なんだろう…。
とにかく「今」「簡単に」「変えられる」行動を変えることです。
すでに心が重いのに、変える行動のハードルを高くしたら、心が折れます。
もう、ちょこっと、ちょびっと変えるだけでOK。
軽く、いくつか変えて、心が落ち着くところを探したらいいと思います。
他人を説得すべきか
明らかなロマンス詐欺、と思われる男に、親友がメロメロです。
このままでは、大切な親友がボロボロになってしまう。
お金もずいぶん貸しているようだけれど、きっと返してくれないと思う。
どうしても別れさせなくては!
…と、仮に、あなたが思ったとしましょう。
あなたの考えは、おそらく正しい。
あなたは善意から、親友を説得しようとしている。
しかし親友は、説得に応じないばかりか、あなたを疎ましく感じているようだ。
大切な親友を守るためなら、嫌われても、恨まれてもいい!
愛と勇気に満ちた、素晴らしい行いです。
さて。
ここからは「見極め」が必要です。
1:親友の潜在意識からの「SOS」に、あなたの潜在意識が反応している場合は、このまま説得を続けてみましょう。
2:神様とか、親友のご先祖様からのメッセージを、あなたが取り次いでいる場合も、説得を継続します。
3:しかし、仮に
・親友を自分の一部のように感じる
・親友の奔放な恋愛関係に嫉妬している
・自分に迷惑が及びそうな予感がある
・説得する自分が好き
・私は常に正しい
…などという感情が、あなたの中にチラッとでも存在するなら、すぐに説得を断念すべきです。
認めたくないし、気づきたくないことですが。
「どうしても●●●●●●●●しなくてはならない」と思うとき、何かに対する執着が関係していることが多いのです。
自分の中に、「こうしなくてはならない」という執着がないか?
To do or not to do…自分の心を、しっかり見極めましょう。
お気楽に見える人
いつも爽やか、笑顔を絶やさないあの人。
あの人は恵まれていて、何の苦労もない。
と、あなたは思っている。
でも、本当にそうかな?
あなたより幸せで、あなたより悩みがなくて、あなたみたいに一人で泣いたりしない。
と、言いきれるでしょうか?
お気楽に見える人だって、苦労はあるものです。
たくさん苦労してきた人が、他人に苦労を見せない、ということもあります。
あなたが知らないだけかもしれません。
誰もが、笑ったり泣いたり、そっと我慢しているものです。
色々あるから人生は楽しい。
今、目の前にあることを、どう捉えるかで人生の質は変わってきます。
あの人は、苦労の捉え方が、あなたと違うのかもしれません。
直感を無視するな
あー、やっちまいました。
先日、私の大好きな隠れ家的な店で、とんでもない人と過ごしてしまいました。
神やんからサインがあったのに、スルーした私。
あー、大失敗。
お店のオーナー、スタッフ、居合わせたお客さんにも申し訳ないことをした。
そして誰より、とんでもない当人に、失礼なことをした。
そもそも一緒にいて、楽しいはずない、と知っていたのに。
ちょっとした下心が、私にあったから。
何度も誘われて、断るのが面倒だったから。
私に助けを求めていたから。
ま、言い訳は色々ありますが。
とにかく、ちゃんと断るべき相手でした。
美味しいはずのワインにも、申し訳なかったなぁ。
終わりなき、人生の勉強です。