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人間関係と心の悩み・ミニ・エッセイ集17

ちょっとした不快感を、まぁこのくらい…と我慢し過ぎていませんか?

部屋の掃除と同じで、心のホコリも溜めると後がやっかいです。

小さなイライラは、小さなうちにササっと片づけておきましょう。

 

 

超ゆる滝行

最近…って、いつからか知りませんが、滝行が流行っているそうですね。

リフレッシュ、アドベンチャー、あるいは願掛けなどのために、滝に打たれる体験をする人々が増え、滝行体験を提供するサービス会社もあるらしい。

古事記にも禊(みそぎ)の記録があるように、日本人は古来より罪や穢れを、水で洗い清めてきたのです。

神話の世界から神道へ、そして仏教へ、また山伏の修行へと、水垢離(みずごり)は伝えられていきました。

白装束で滝つぼに入り、冷水の強い圧力で身体に溜まった垢を剝離し、清めるというわけです。

真夏なら気持ちよさそうですが、寒ければ寒いほど、水が冷たければ冷たいほど、なんとなく心身浄化効果が高そうな気がしますよね。

滝行体験で新しい自分と出会ったり、願いが叶ったり、やる気が出たりする人も、いるらしいです。

さて今日のテーマ。

滝行を経験したことのない私がお伝えする、超ゆるゆる、なんちゃって滝行の話です。

バスタブに浸かるのが原則、という方でも、シャワーは使いますよね。

シャワーだけ、という方もいらっしゃるでしょう。

ぬくぬくと、温かいシャワーを浴びるとき、このお湯は紫の光だ、とイメージしてみてください。

太陽エネルギーは、キラキラ光る半透明な紫色になって、人体に届くという説があります。

皮膚の外側まで広がった人体、オーラ、あるいはエネルギー体が太陽エネルギーを受け取るとき、まるで紫の光に満ちた温かいシャワーのように感じられる…というのです。

温かいシャワーを浴びながら、イメージの中で太陽エネルギーを受け取る。

これなら、心頭滅却できない私にもできます。

きっと、あなたにも、できますよね。

修験者になろうとは思わないけど、心身を清めたい、という方は、どうぞ超ゆる滝行をお試しください。

 

気になる人

この「気になる人」とは、好きになってしまいそうな人…ではありません。

気に障る人、何かとイライラさせられる人、見たくないのに見てしまう人…などです。

実は、自分の中に隠れている何か、あるいは自分が気づきたくない何かに、気づかせてくれために現れた天使のような人なのですが。

あんなに感じの悪い人が天使?

そう簡単には受け入れられないですよね。

今は、受け入れなくてOKです。

今はとりあえず、不快感から逃れること。

気になる人を気にしないためには、気にすべき人を選べばいいのです。

あなたを大切に思い、今の状況や気持ちを理解しようとしてくれる人。

誠実で思慮深く、想像力のある人。

素直な人。

気にすべき人を選び、その人を熱心に気にしましょう。

あなたにとって大切な人のことばっかり、気にしてください。

対象外の人を気にするのは、もう、やめましょう。

ま、それでも気になるけどね。

せっかくの「気」を、気に入らない人に使うなんて、もったいない。

…と思えたら、少し楽になるかもしれません。

 

心は病気にならない

心は、病気には、ならないと思います。

環境や状況の変化に合わせて、心も変化するだけ。

心療内科に行けば、病名がつく人はたくさんいるでしょう。

しかし病名のほとんどは、変化する心の、一時の、一部を切り取ったものです。

あえて言葉にするなら、脳の機能に生じたトラブル、ということです。

心は、そのまま、心ですからね。

脳の働きを健やかにするために、病院や薬に頼るのもいいでしょう。

でも心は、自分という全体を守るために、いつも最大の働きをしています。

全体が故障しないように、心が調整してくれているのです。

心の病気、と言われるものは、実は全体が病気にならないための、心の働き。

たとえば「うつ病」。

これは、身体が限界に達して心臓が停止する前に、身体を休めるための、心の作用なのです。

心は病気のフリをして、全体を守ってくれているのだと思います。

 

余裕貯金の無駄遣い

他人の言葉に、ムカッとしたり、イラッとする。よくあることです。

その瞬間は、その相手に対する不快感を抱きます。

しかし多くの場合、不快感の元ネタは「言葉」と「言い方」にあるものです。

語彙が少ない、不器用、不安、緊張などの理由で、上手に話ができない人も、たくさんいます。

自分の気にしていること、未解決の問題を、たまたま刺激されたのかもしれません。

どちらにしても、他人の言葉に、いちいちムカつくのは、エネルギーの無駄遣い。

小さな幸せを、ひとつひとつ集めて、せっかく貯めた余裕貯金。

こんなことで浪費したら、もったいないです。

ムカッとしたら、「ムカッとしたな」と気づいて、サッと流す。

で、美味しいお茶を飲むなり、換気するなり、手を洗うなり、自分を軽く癒す。

これで、余裕の貯金箱に、チャリン!と軽やかな幸せが入りました。

今日も、ごきげんよう!

 

喉の詰まりは、心の詰まり

喉に違和感はありませんか?

風邪気味?花粉症?扁桃炎?喘息の予兆?

耳鼻科で診てもらった方が、良いかもしれませんが。

もしかしたら、心の調子が今ひとつ、という可能性があります。

喉の奥に綿を詰め込まれたような感じ。

喉が締めつけられる感じ。

話すとき喉がこわばる感じ。

誰かに言いたいけど、誰にも言えないことがあると、こんな感覚になることが多いです。

試しに、喉を緩めてみてください。

両手で包んで温めてもいいし、優しく撫でるのもいいです。

頭を後ろに倒し、喉の前面を伸ばしたり、首をゆっくり回しててあげるのもいいですよ。

喉が緩むと、心の詰まりが緩み、少し楽になります。

心の詰まりを、誰かに吐き出す気分になるといいですね。

排水口と、喉の詰まりは、定期的にお掃除しましょう!

 

嫌われてラッキー

「あの人に嫌われている」と思うと、やっぱり辛いですよね。

嫌われることが気になって、つい凹んでしまう。

でも、嫌われるって、いいことかもしれません。

あなたを嫌う人のことを、あなたは好きですか?

あまり好きではないと思うのです、

もし嫌いな人だとしたら、その人に好かれても困るでしょう?

嫌いな人を、好きになる方法もあるけれど。

今は、「嫌われてラッキー」と心の中で呟いて、好きな人のことを考えましょう。

 

「何を」と「誰と」

「美味しかった」思い出は、「何を」食べたかではなく、「誰と」食べたか、で満たされています。

「楽しかった」思い出は、「何を」したかではなく、「誰と」いたか、で満たされています。

「美味しくなかった」「悲しかった」記憶には、そこに誰がいたか、誰がいなかったか、という情報が保存されているわけです。

「誰と」の相手が、自分、ということもあります。

自分一人で「楽しい」なら、「自分と」いて、楽しいってこと。

自分一人で「悲しい」なら、「自分と」仲直りした方がいい。

何か特別なことをしなくても、ただ一緒にいると幸せ、そんな人が一人でもいたら、素敵ですよね。

でも、「自分と」一緒にいて幸せなら、最高だと思います。

 

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