人を愛することは、別れの苦しみを味わうこと。
ならば誰も愛さなければ、苦しまずに生きられる…かというと、そうはいきませんね。
誰も愛さないのは、とてもに苦しいことです。
人は人を愛し、人を愛するからこそ、人との別れが苦しみになります。
人は真の愛を感じるとき、同時に苦しみにも気づいています。
愛は愛だけで、善は善だけで、存在しているわけではありません。
表側だけをみて、裏側にあるものから目を背けると、これは執着になります。
条件つきの愛です。
本当の愛は苦しみと、真の喜びは苦しみと、いつもセットなのです。