今回から、具体的な実践のルールについてお伝えします。
シンプルなこと
霊感を磨くための実践ルールは、とてもシンプルなものです。
① 毎日5分、静かな時間を確保する
② 本当に大切なことと、そうでないことを区別する
まずは、これだけです。
いかがですか?
シンプルで、当たり前のようですが、なかなか難しいことです。
毎日5分、楽しくなければ、やらない
できそうで、なかなかできないのが「毎日何分」「毎日何回」です。
「毎日」といわれただけで、無理!と思うかもしれません。
体のストレッチとか、英語の勉強とか、頭皮マッサージとか、とにかく「毎日5分」続けるだけでも、大変なことです。
なぜ大変かというと、「楽しくない」のに「やらなきゃいけない」と思っているから。
毎日5分のお楽しみ
この5分の静かな時間は、あなたの人生に霊感と幸福をもたらすための時間です。
誰もあなたに強制しませんし、やらなくても誰も文句は言いません。
心から、周りにある世界や周りの人々に畏敬の念を抱くなら。
心から、霊感への道を歩きたいと願うなら。
毎日の5分は、お楽しみの時間になるでしょう。
静かなお楽しみの時間にすること
この5分にするのは、深呼吸や瞑想、無になることではありません。
深呼吸も瞑想も大切ですが、もっと大切なこと。
自分の行動や体験を、「眺める」という仕事を実践します。
私たちは、日常生活の中で、自分の行動と他人の行動を、まったく別の視点で眺めています。
他人の行動は「他人の行動」として、眺めることができます。
一方で、自分の行動は、自分自身が渦中にあるために、冷静に眺めることができませ
ん。
この静かな5分は、自分の行動を「他人の行動」として眺めるための時間です。
他人がケガをした痛みと、自分のケガの痛みは別のものです。
他人が偉業を成し遂げた喜びと、自分の成功に対する喜びも別のものです。
他人が受けた衝撃や感動、痛みや悲しみ、喜びを、100%自分のこととして感じることは、できません。
当然です。
人間は、そういう生き物です。
他人のことを、自分のことのように感じなさい!!
.....なんて、言いませんから、どうぞ安心してください。
ただ、まったく他人のことのように、自分を眺める時間を、5分だけ確保してください、という話です。
このような視点・感覚を少しずつ磨くことで、自分の体験は別の次元に、つまり霊的な体験になっていくのです。
自分の行動というのは、自分と結びつきが深いために、客観的に捉えることができません。
意識して「他人の行動」のように眺めることで、普段の生活で忘れてしまっている本当の自分と出会うことができます。
本当の自分は、自分の中にあります。
本当の自分に出会うための、唯一の道が「他人」のように自分を眺めることなのです。
今、まさに大きなトラブルに巻き込まれているとき、それを他人のように眺めるのは、ハードルが高過ぎるので、やめておきましょう。
過去の自分の行動を、ひとつ取り出して、そのときの自分を「他人」あるいは、映画やドラマの主人公として眺めてみます。
そして反省しなさい!!行動を改めなさい!!
.....てなことも、言いません。大丈夫。
過去の自分の行動を、「他人の行動」として眺める。
あ~、また失敗しちゃったなぁ。
どうして、あそこで気づかなかったんだろう。
やっぱり自分はダメ。
…というような感情が湧いてくるとしたら、「他人の行動」として眺めていない証拠ですね。
毎日5分、静かな時間を確保して、そうですねぇ、早い人は7日、ゆっくりペースの方は28日ほど続けると、「他人」のような「自分」に出会うことになるでしょう。
そして、眺めたら、どうするか?
② 本当に大切なことと、そうでないことを区別するについては、次回お伝えします。
「眺める(ナガメル)」の言霊
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ネガティブ思考を解き放つ音
重要なものを見極める力
道案内、道しるべ、地図
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