言霊の力~KOTODAMA POWER~

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直感・直観・霊感を磨きたい人のために(8)恭順感情の育て方とネガティブ感情の取扱要領

 

 

地味な筋トレ

霊感磨きのプロセスは、コツコツと地味な筋トレを続けるようなものです。

 

なんだか全然、進まないんですけど。

 

…と感じるかもしれませんが。

 

とにかく、ほんの少しずつ、ゆっくり進むことをおススメします。


いわゆる霊能者に、いきなり霊感を授けてもらったとしても、ろくなことにはならないと思うからです。

 

運動能力を鍛えるのと、霊感を磨くのは、同じような忍耐力が必要です。

 

基礎トレとしての「恭順感情」

 

繰り返しになりますが。


魂の中に「恭順」の感情を自力で育てないと、先には進めないのです。

 

恭順とは

「べつに~」

「どうせ~」

「どうせ無理だよね」

「あの人はダメだよね」

「むかつく」

「うざい」

などの反対側にある感情

 

あらゆる存在に対する恭順の感情を、積極的に、エネルギッシュに育てていく。

 

…と言われても、何を、どうしたらいいのか、さっぱり分かりませんよね。


いきなり「あらゆる存在に対する恭順感情を抱く」なんて、まず無理です。

 

身近なところから、やってみるしかありません。

 

まぁ、普段の心がけ…ということですね。

 

 

恭順感情を育てる普段の心がけ

①ものごとの両面をみる

②ひとを裁かない

 

まずは、これです。

 

愚痴っぽい人や、他人の悪口を言う人が、恭順感情の扉を見つけるのは、なかなか難しい。


仮に、見つけたとしても、その扉は、なかなか開きません。


無理に扉をこじ開けたとしても、足を一歩踏み入れたとたん、迷子になってしまうでしょう。

 

というわけで、日常生活において

 

①ものごとの両面をみる

 

②ひとを裁かない

 

この2点を意識します。

 

①ものごとの両面をみる

まず①ものごとの両面をみる、についてですが。

 

たとえば、悲しいできごとがあったとき。

 

それは、もっと悲惨なできごとに、遭わずに済んだという幸福でもあります。

 

たとえば嫉妬の感情が生まれたら、愛されたいという願望が、少し歪んで現れたということです。

 

正しいと信じていたことが、実は間違いだったと気づいたり。

 

自分が我慢しているつもりが、その我慢によって相手を傷つけていたり。

 

ひとつの現象や感情には、必ず反対の側面があり、両面の間にも、無限の現象や感情があります。

 

②ひとを裁かない

 

ものごとの両面を見るようになると、②ひとを裁く必要がなくなります。


白黒、はっきりさせない。

 

善悪で判断しない。

 

愛情をもって、ひとの長所をみる。

 

…というようなことです。

 

感覚から思考へ

 

この感覚が、しっかりと心に染みわたったとき、私たちの思考も同じように動き始めます。

 

表面的には恭しく振る舞いながら、内面では反感を抱いているとしましょう。

 

このとき、「恭しくしなければ!」という思考と、「バカバカしい!」という心が反発しあっています。

 

自分の中で、二人の自分が喧嘩している状態です。

 

葛藤

 

思考と感情の喧嘩。

 

葛藤と言い換えてもいいでしょう。

 

葛藤があると、魂は傷つきます。


魂の傷を放置すると、霊感は磨かれないのです。


心と思考が近づいたとき、はじめて魂の力が広がりはじめます。

 

軽蔑や批判の感情に関連した思考を、ストップする習慣を身につけなくてはなりません。

 

自分の意識の内側で、「世界を、他人を、自分自身を軽蔑していないだろうか?」と問いかけてみてください。

 

もし軽蔑や批判を見つけたら、すぐに思考を使い、尊敬や感動や喜びの感情を呼び起こします。

 

これを繰り返すと、次のステップにあがる準備が整っていきます。

 

私たちの中には、気づいていない恭順の感情が、すでに存在しています。

 

眠れる「恭順感情」を起こす

 

今は眠っている恭順の感情を、目覚めさせなくてはなりません。

 

霊的に目覚める準備として、自分の中にある軽蔑の感情に気づくことを意識します。

 

気づくたびに、恭順の感情に呼びかけます。

 

毛嫌いしていた人の、尊敬すべき点を発見することは、世界の一部しか見ていなかった
自分に気づくことです。


この気づきを体験することが、霊感磨きの大切なステップなのです。

 

ネガティブ感情の取り扱い

①ものごとの両面をみること

 

②ひとを裁かないこと

 

を普段からを心がけてくださいね、という話をしましたが。


感情は自然に湧き上がってくるので、消すことはできません。


どんな感情も理由があって起きるので、感情そのものを否定しなくていいんですよ。

 

ただし、否定したり裁いたり、あるいは批判するような感情を、野放しないことです。

 

「あ、今、こんな気持ちになってる」と気づくのが大切です。

 

ただ、気づくだけで、少しだけ霊感は磨かれます。

 

さらに「この感情は、恭順の反対だね」と、自分に一声かけると、また少し磨きがかかります。

 

ついでに「世界は美しい!」とか、「地球ありがとう!」とか「みんな大好き!」とか、何か素敵な言葉を意識します。


すると、霊感は、もっと磨かれます。

 

さっきまで見ていたのは、あなたの周りにある世界の、ほんの一部分だったということに気づきはじめるでしょう。

 

今まで見えなかったものが、そこに現れるのです。

 

あなたの目の前には、何が現れるでしょうか?

 

たとえば、枯れた花の、静かな美しさ。

 

たとえば、近ごろ忘れていた、心からの笑顔。


たとえば、いつも横柄な態度をとる人の、隠された繊細さや傷ついた心。

 

何かが現れた、その瞬間から、あなたが出会う人の姿も変わってきます。

 

すぐに見えるわけではありませんが、これが「オーラ」と呼ばれるものをが見る準備なのです。

 

次回は、「オーラ」についてお伝えしますね。

 

 

今日のコトダマは「恭順(キョウジュン)」


大自然のエネルギーに満ちた音

新しい命、受け入れる心を感じる力

本当の自分に気づくための信号

 

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