不倫は、良いことでも悪いことでもないと思っています。
世間的には悪いことだと言われますが、動物的に起きて当然です。
正しい生き方をしているつもりで恋愛しないより、不倫という形でも恋愛した方がいい。
不倫渦中の苦しみを感じている、あなたに、私から愛のメッセージを送ります。
不倫専門カウンセラー・本音を語る
クリスマス・シーズンから年末年始は、不倫のご相談が急増します。
カウンセリングでは言わないけれど、本当は伝えたいことが色々あるのです。
とにかく楽になってほしいなぁ…というのが私の本音。
父親の幻想
不倫専門カウンセラーとして、多くの不倫中のシングル女性たちに会ってきました。
かなりの頻度で、父親への幻想が関わっていることがあります。
威圧的、高圧的な父親。
外面が良い、ルックスが良い、社会的地位が高い。
幼い頃に別れ、その後会っていない。
ケースは色々ですが、無意識の中で、不倫相手に父親の姿を求めているわけです。
自分では気づかないけれど、深層では父親を求め続け、年上や妻帯者の男性に魅かれてしまう。
母の呪い
不倫渦中の苦しみは、なかなか他人には話せないものです。
このエピソードを聴いて、少しでも楽になってほしいな、と思っています。
不倫を繰り返す女性たちは、母親との関係が歪んでいることが多いようです。
ずっと良い子で、優しくて、他人を傷つけないように生きてきた。
でも心の奥底では、母を恨んでいたりすると、無意識に「母を喜ばせたくない」「母を悲しませることをしたい」という行動に走る場合もあるのです。
幸せにならないように、ならないように、自分を捻じ曲げていくわけです。
妹の呪い
長女というのは、一般的にまじめで、よく気がついて、礼儀正しくて、自分を後回しにするタイプが多いですね。
一方で、姉がいる妹というのは、一般的に自由奔放、要領がよく、言いたいことを言い、やりたいことをやる。
両親も、どうしても妹に甘くなりがち。
いつも家族それぞれの気持ちを優先しているうちに、自分の本当の気持ちが分からなくなったりします。
心の奥底には、気づかないうちに、妹への嫉妬や嫌悪が溜まっていく。
そして姉は、妹とは違う行動をとることで、妹への感情をあいまいにしようとする。
妹への感情が、今の恋愛への執着と深く関わっていた…というケースの話をしています。
恋愛依存・セックス依存
何か満たされないものがあると、何かで満たそうとしますね。
満たしたい何かが、何であるか分からないので、手近な何かでごまかそうとします。
たとえばアルコール依存の状態は、アルコールそのものを求めているわけではなく、「何か足りない」という不足感を、アルコールを使って埋めているだけなのです。
不倫に関わる恋愛依存や、セックス依存も、同じように、「何か足りない」自分を埋めようとしているわけです。
現実逃避
「必ず幸せにするから、待っていてくれ」
「本当に好きなのは、君だけだ」
「子どもが成人するまで、待ってもらいたい」
こういうのって、その場しのぎで、あなたを手放すまいとして、男性たちがよく使うセリフです。
信じたいけど、信じられない。
信じなければいいのに、信じていたい。
とにかく、今のこの状況を変えたくない。
変えたくない、という思い。
変わることへの恐怖。
そうです!
恐怖からの逃避によって、関係を断ち切れないことが多いのです。
勘違い・認知の歪み
その恋愛、あなたにとって本当に必要なものですか?
今を楽しむことを、心から楽しめるなら、そのままで大丈夫。
この恋愛が、あなたを苦しめているだけなら、とっとと手放すことも考えてみてください。
不倫相手が、シングルだったら、どうですか?
本当に、その人と、ずっといたいですか?
汚れたパンツ、洗ってあげたいですか?
もしかしたら、不倫という条件によって、相手が素敵に見えているかもしれません。
勘違い…していませんか?
クリスマス・年末年始の過ごし方
12月は、不倫の渦中にある人にとって、本当に辛い時期ですね。
世の中はクリスマス・ムードでいっぱい。夜の街はイルミネーションでキラキラ、カップルには最高です。
クリスマス前後にデートはできるかもしれないけれど、イブはきっと、彼は家族と過ごすことでしょう。
お正月っていうのも、家族優先になりがちです。
このしんどい時期を、どう過ごすか?
ここ、大事です。
自分を楽しませることを、考えてみてください。
よろしかったら、こちらの本も参考に。