言霊の力~KOTODAMA POWER~

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人間関係と心の悩み・ミニ・エッセイ集25

 

 

すぐできる運気改善

運命とは何か?という議論は、概ね以下の3派閥に分かれるようです。

 

運命とは何か?

①「運命なんて信じない、すべて偶然だ」

②「運命は、神が与えたものだ」

③「運命は、生まれる前から決まっていたことだ」

 

私は、「自分がしたこと、しなかったことに対する、自然からの回答」だと考えます。

③と②の間かな。

 

運命とは何か、は横に置いて、仮に運命という川の流れを、運気という言葉で表してみます。

川の流れにうまく乗れたら、運気は改善しそうです。

流れに逆らったり、濁流にのみ込まれると、運気が下がりそうな感じ。

 

運気を改善する、具体的なアクションがあるので、お伝えしますね。

 

運気を改善する行動【心に働きかける】

A:鏡の前で60秒、口角をあげて笑顔をつくる。

B:大股で、大きく手を振って歩く

C:肌触りの良いものをポケットに入れて触る

いずれも、感覚刺激によって、エネルギー状態を変えることになります。

D:好きな人のことを思う

E:お世話になった人のことを思う

F:お礼やお詫びを伝えそびれている人のことを思う

 

以上は、心に働きかけることで、暴走する感情を整えるアクションです。

 

さらに、嗅覚を使って、生きるエネルギーを高める方法もあります。

あなたが運命という川の流れ、運気に翻弄されているなら。

香りの助けを借りて、命をチャージします。

 

 

運気を改善する行動【嗅覚を使う】

G:運気が下がり、怒りや恐怖を感じるなら、懐かしい香りを嗅ぐ

H:運気が下がったことを認めたくない、気にしたくないなら、今まで嗅いだことのない香りを嗅ぐ

 

アロマでも、お線香でも、何でもOKです。

どうぞ、お試しください。

 

スマホ首の弊害

スマホ首とは、頸椎(首の骨)本来のカーブが失われ、直線的になった状態のことです。

スマートフォン・パソコン・ポータブルゲームなどの使いすぎが原因となるため、スマホ首と言われています。

ストレートネックとも言われます。

筋肉が緊張し、収縮した状態ですから、筋肉をほぐせば改善します。

しかし放置すると、骨や軟骨に負担がかかり、頭痛・肩こり、めまい、手や腕のしびれ、さらに頚椎症や頸椎ヘルニア…とつながっていきます。

スマホ首の対処法については、専門家に相談していただくとして。

 

ある日、運転中のできごと。

信号待ちで、バス停の近くで停車しました。

バス停には、4人の女性が並んでいました。

先頭の人は最も身長が高く、2番目、3番目、最後尾の人へと少しずつ下がって、冗談みたいに整然と並んでいたのです。

 

4人ともスマホを右手に持ち、30度ほど首を前に倒していました。

ありふれた光景ともいえますが。

4人の首の角度や、スマホの位置が揃っていすぎて、なんだか恐ろしいような気持ちになりました。

 

その日は爽やかな風に恵まれて、バス通りからも美しい青空が見えるというのに。

みんな忙しいのでしょうね。

 

新しい情報を仕入れることに。

新しい情報を発信することに。

知り合いとの情報交換に。

何かを見逃したり、取り逃がしたりしないように。

あらゆる不安を解消するために。

 

葉っぱが揺れたり、子どもがお母さんと手をつないでいたり、そういうの全く見ないで。

4人のまわりには、色んな素敵なことが起きているのに。

薄っぺらい箱の中に心を奪われて。

 

自分にはないものを、欲しがって。

自分以外の人と、自分を比べて。

疲れるだろうなぁ…と思ったのでした。

 

妄想と生命力

西洋医学で定義される妄想とは、思考内容に関する障害で、主に自分に関係する誤った確信だと言われています。

 

妄想の定義

・思考に関すること

・自分に関係すること

・事実ではないこと

・確信していること

・反対意見を受け入れないこと

 

「被害妄想」「誇大妄想」「被影響妄想」など様々に分類されます。

 

被害妄想とは

他人から危害を加えられると思い込むこと。対象となる他人は特定しにくく、変わりやすい。

 

「いつも監視されている」「食べ物に毒を入れられた」「ものを盗まれた」というような妄想です。

 

 

誇大妄想とは

自分の能力や価値を過大評価すること。

 

「高貴な家に生まれたが、事情があって貧しい家庭で育った」「トップモデルと交際している」「神から選ばれた預言者である」「守秘義務があるので詳しく言えないが、世界を変えるような大発明をした」というような妄想です。

 

 

微小妄想とは

他人と比べて、自分の能力や価値が低いと確信すること。

 

「重大な犯罪を犯した」「重い病気で余命わずか」「自分には肺がひとつしかない」というような妄想です。

 

その他にも

「どこか、何かが違う」

「この世の終わりがくる」

「右足から踏み出さないと危険」など

様々な妄想があります。

 

さて、ここからです。

 

妄想の反対にあるのは、「感性や情動によって」「反証・反論を精査し」「抽象的な概念と理論によって証明されたもの」ということになりますね。

 

私たちは誰もが、妄想で生きているような気がします。

たとえ「理性的な考察を重ね、証明された事実」であっても、そのように妄想しているだけかもしれません。

 

「相思相愛の関係」が、互いの妄想によって成立している可能性もあります。

「犬猿の仲」も、互いの妄想によるのかもしれません。

 

「世界平和」と「争い」。

「善き行い」と「罪」。

「幸福」と「不幸」。

 

目の前のできごとは現実であって、妄想ではない。

…という認識が、妄想かもしれない。

 

自分を守るためには、「妄想ではない」という妄想が必要なのかもしれない。

自分が真実だと感じるなら、それは生きる力になりそうです。

 

妄想は、生命力のひとつ、とも言えそうです。

 

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